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廃車にした車を再登録することはできる?

あなたの諸事情により所有車を廃車にした場合、車は一時抹消登録となります。

一時抹消登録した車でも再登録することで再び、乗ることが可能です。この記事では廃車にした車の再登録の方法を紹介させて頂きます。

軽自動車の方はこちらも合わせてお読みください。

一時抹消登録から再登録まで

一時抹消登録した車を再登録することを「中古車新規登録」と言います。

中古車新規登録するには警察署・保険会社・陸運局と、いくつかの機関で必要手続きを行いながら書類を準備しなければなりません。

1)車庫証明を発行する
2)仮ナンバー申請と自賠責保険への加入
3)必要書類を準備
4)車検を受ける
5)陸運局で手続きを行う

では、1~5のそれぞれの手続きに関して紹介します。

車庫証明の申請と発行

まず、車庫証明の取得をします。

車庫証明を発行する為には保管する駐車場がある管轄の警察署に行く必要があります。発行までの目安は申請を行ってから3日~7日程。

2020年1月現在、発行手数料は2100円、交付手数料が500円かかります。

中古車新規登録には発行から40日以内の車庫証明が有効な書類となります。

仮ナンバー申請

中古車新規登録するには車検を受ける必要があります。

車検を取るには陸運局に自動車を持ち込む必要があるので、仮ナンバーが必要になるのです。(通常、廃車にした車は車検切れでナンバーも無い為)

仮ナンバー取得に必要な書類は以下の通りです。

1)登録識別情報等通知書
2)自賠責保険証明書
3)印鑑
4)身分証明書

※ 1の登録識別情報等通知書は一時抹消登録証明書です。

仮ナンバー取得の申請も陸運局で行いましょう。仮ナンバーを取得するためには自賠責保険証明書が必要になります。事前に自賠責保険にも加入しておきましょう。

※仮ナンバーの有効期間は最大5日なので取得後は速やかに車検を受けられるよう調整しておくことも重要です。

中古車新規登録に必要な書類

仮ナンバーを取得して車検を受けると中古車新規登録に必要な書類が揃います。

1)合格印のある自動車検査票、保安基準適合証(または予備検査証)
2)登録識別情報等通知書
3)所有者の印鑑証明書
4)実印
5)自動車保管場所証明書
6)自賠責保険証明書
7)自動車重量税納付書★
8)申請書★
9)手数料納付書★

自動車重量税納付書と手数料納付書、中古車新規登録の申請書は陸運局で入手が可能です。(★マーク)

それ以外(★マーク以外の1~6)は自分で準備する書類になります。印鑑証明書は発行から3ヶ月以内のものが必要になりますので注意して下さい。

車の所有者と使用者が異なる場合

登録する車の所有者があなたと異なる場合は、あなたの住所を証明する書面と印鑑(または署名)が必要になります。代理人が申請する場合も所有者の実印を押した委任状が必要になります。

陸運局で手続きします

陸運局で申請書を取得して必要事項を窓口に提出すると中古車新規登録の手続きが完了します。

陸運局の敷地内に隣接している自動車税センターというところで「自動車税」と「自動車取得税」の支払いを行い、同じく敷地内に隣接しているナンバーセンターでナンバープレートを購入します。新ナンバーを封印して仮ナンバーを返却することで、公道を走れるようになります。(隣接している場所が分からない時はセンターの方に聞きましょう。)

中古車新規登録にかかる費用はいくら?

 ※以下の金額は2020年1月現在の目安です。

車庫証明:2100円
登録手数料:700円
申請書代:100円
検査手数料:1800円
仮ナンバー:750円
ナンバープレート:2000円
自賠責保険:25ヵ月26680円

※ 軽自動車の自賠責保険は25880円

検査手数料は普通車が1800円、小型車が1700円です。軽自動車の場合は1400円となります。

手続きする当日の所持金には要注意

陸運局での手続きする日は小額になりますが、現金が必要になります。

ナンバープレートは当日2000円以内で購入が可能ですが、もし希望のナンバーがあるなら最大6000円程の費用が必要になります。

税金は車の排気量などにより異なります

自動車にかかる税金は全部で3種類あります。

自動車取得税

50万円を超える自動車の取得に対し、その取得者が支払う税金になります。取得価額と購入価格は異なり、新車の両本体価格に0.9を掛けたものが基準となります。こうして算出される取引価額の3%が自動車取得税の税額になります。

自動車税

自動車の所有者(あなた)が年に1度だけ納める税金です。税額は総排気量が多いほど高くなり、2.0〜2.5リットルの普通車で年間45,000円です。2002年度から実施されているグリーン化税制により年式13年を超える自動車には更に15%の重課がされるので要注意です。

自動車重量税

新車を購入した時と車検時にかかる税金です。3年または2年に1度、車検の費用として支払うことになっています。車体の重量が重いほど税額は高くなり、平均的な1.5〜2.0トンの普通車だと49,200円です。

再登録したら任意保険にも加入しましょう

中古車新規登録の手続きを終えた時点では任意保険には入っていません。

加入が義務付けられている自賠責保険は身体に対する最小限の内容しか補償されないので不慮の事故に備えて手厚い任意保険にも加入しておくことをお勧めします。

解体するなら廃車買取業者がお得!

また乗るつもりで一時抹消登録した車でも諸事情により解体するという場合もあるかと思います。その時は「解体届出」という手続きを陸運局で行います。

但し、車を解体し、永久に廃車にしたい場合は廃車買取業者への持ち込みがおすすめです。

廃車買取業者は廃車を専門にした買取業者であり、最低0円以上の買取を保証します。ディーラーや中古買取業者に廃車を頼むと、手数料がかかりますが、廃車買取業者の場合は廃車にかかわる手続きのすべてを無料で代行してくれます。ディーラーで「価値なし」と判断されてしまっても、廃車買取業者に査定を申し込んでみましょう。得します!

信頼が出来る取引業者なら実績や経験豊富なブーブーアドバイザーまでお問い合わせ下さい。

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